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山間部では100センチ超えの積雪も 各地で今季最低気温を記録 公共機関に大きな影響 公立学校で休校も 鳥取県・島根県

日本海テレビ 2025年1月10日 19時1分

1月9日夜から雪が降り続いた山陰地方。各地の最低気温は、

(鳥取県)

・鳥取市:‐2.9℃

・米子市:‐2.9℃

(島根県)

・松江市:‐2.2℃

・益田市:‐3.4℃

など、山陰両県のほとんどの地域で今季最低気温を記録しました。積雪は大山町大山で109センチ、飯南町赤名は48センチなどと平年以上の積雪となっています。

通勤中の人たちは、降り積もった雪で滑らないよう足元に注意しながら歩いていました。

街の人

「いやー寒かったですね。雪の音とかしてこんな積もると思ってなくてびっくりしました」

「通勤にいつもの倍の時間かかってしまって、遅刻です。これ以上積もると困ります」

交通機関への影響も出ています。JR西日本によりますと、木次線は木次駅~備後落合駅間で終日運転取りやめ。スーパーはくと・いなば、スーパーおきなどの特急列車は、一部区間で午前中を中心に運転取りやめとなりました。また、特急やくもについては夕方以降順次、運転を再開しています。

また、鳥取県では公立学校20校が、島根県では公立学校13校が休校になりました。鳥取市内では急いで収穫作業をする人の姿や除雪車が走る様子がありました。

この雪の影響で事故も相次いでいます。山陰道では道路の路肩に大きく乗り上げる車が―。1月9日夜6時ごろには、複数の車両が絡む事故も発生しました。鳥取県警によりますと積雪や凍結により、鳥取県内で9日の午前8時からの24時間で46件のスリップ事故が発生。一方、島根県警によりますと、島根県内では9日午前7時からの24時間で18件のスリップ事故が発生したということです。

警察では雪道での慎重な運転を呼びかけています。

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