市民の新しい足として期待されます。鳥取県境港市に予約型乗り合いバスが、本格導入されることになり、1月10日に運行開始の記念式典が行われました。
境港市に導入されるのは、予約型乗り合いバス「みなとーる」です。AI搭載の8人乗りで6台導入されました。
1月12日から実証運行、4月1日から本格運行されるこのバスの運行開始を記念し、式典が10日に行われました。境港市の伊達憲太郎市長ら関係者がテープカットするなどして運行開始を祝いました。
境港市 伊達憲太郎 市長
「市民に自分の足として活用していただいて、いろいろな所に出かけて社会参加していただいて、バスを利用してほしいと思っています」
予約型乗り合いバス「みなとーる」は、AIが予約状況に応じて導き出した最適なルートで運行。乗車運賃は小学生から大人まで1人100円で、会員登録後に、電話か専用アプリなどで予約して利用します。会員登録を行えば、市民以外でも利用が可能です。
1月6日から登録と予約の受け付けが始まり、10日には地元の上道公民館で、会員登録の手続きや試乗会が行われました。
Q.乗り心地は?
体験者
「良かったです」
Q.登録は難しかった?
「思ったほどではなく簡単にできました。買い物とか病院の受診とかそういうのに使おうかなと」
「日常の足がなく車を運転しなくなったので年齢的にも。助かりました」
境港市内をこれまで走ってきた市民コミュニティーバス「はまるーぷ」は、3月末で運行が終了。高齢者をはじめ、幅広い層の利用が期待される予約型乗り合いバス「みなとーる」の役割が大きくなりそうです。境港市によりますと、すでに609人が登録。39件の予約が入っているということです。
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