鳥取県は1月14日、鳥取砂丘を舞台にしたテレビアニメ「キン肉マン 完璧超人始祖編」が12日から始まったのに合わせ、連携した情報発信を実施すると発表しました。広報誌の表紙に「キン肉マン」を掲載するほか、SNSなどを活用したプレゼントキャンペーンを実施し、観光客の誘致につなげたい考えです。
鳥取県の平井伸治知事は14日、記者会見でアニメと連携したキャンペーンについて説明し「鳥取砂丘でのバトルが繰り広げられるのではないか。砂丘には見えないリングがあると思いますので、この機会に、ぜひ鳥取にきていただきたい」などと、観光への好影響に期待を示しました。
12日放送の「三つ巴決戦! 死闘開幕階段ピラミッド!!」では、突如、各階に試合場を備える巨大な ”階段ピラミッドリング”が鳥取砂丘に出現。古代の超人決戦場で、キン肉マンら正義超人・悪魔超人7人と完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナンバーズ)7人が激戦を繰り広げることになります。
鳥取県は「名探偵コナン」や「ゲゲゲの鬼太郎」など鳥取ゆかりの漫画やアニメ作品を観光資源として活用しようと「まんが王国とっとり」を掲げ、さまざまな施策に取り組んでいます。今回もアニメの放送に合わせ、広報誌の2月号の表紙にキン肉マンを採用するほか、鳥取砂丘近くの「砂の美術館」にキン肉マンの砂像を展示。SNSを通じた地元の特産品のプレゼントキャンペーンなども企画し、アニメと連携した情報発信の強化で観光客の誘致を目指します。