スーパーや飲食店などでキャベツの高騰が影響を与える中、キャベツ生産者はー。
鶴原農園 鶴原治さん
「寒さにあたって。見てもらったらいいと思いますけど、大きくならない訳です。(例年の)半分の大きさしかできてないし、今後もこの寒さですので大きくはならない、もうこれ以上」
今年はキャベツの生育が悪く、中には野球ボールくらいの大きさで止まってしまうものもありました。島根県松江市の鶴原農園では、8ヘクタールの畑で主にカット野菜用のキャベツを契約栽培していますが、収穫量は3分の1以下に激減しているといいます。
鶴原農園 鶴原治さん
「(出荷量の)絶対数が少なくなっていますので、結局われわれとしては、売り上げがもう例年の半分以下に落ち込んでる状況ですよね」
不作の大きな原因は天候。8月に植えた苗は雨が少なく枯れてしまい、9月以降に植えた苗は秋以降、気温が低かったため大きく育たないといいます。全国の産地でも同じ状況で、流通量の減少が価格高騰につながっています。
鶴原農園 鶴原治さん
「3月に新しいキャベツを植えるので、植物も誰もが春が待ち遠しいようです」
キャベツの価格が落ち着くのは、太平洋側の産地が4月ごろ、山陰のものは6月ごろになる見通しだということです。
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