今年3月に開館を迎える鳥取県立美術館。開館に向けて美術品の搬入が本格化し、1月16日は目玉となる作品が報道陣に公開されました。
開館まで残り3か月を切った鳥取県立美術館。トラックから運び込まれたのは、多くの美術品。鳥取市の鳥取県立博物館に所蔵されている1万点以上の美術品や関連資料などが去年10月から鳥取県倉吉市の新しい美術館に運び込まれています。
早速搬入されたのが、美術館の目玉となるアンディ・ウォーホルの代表作「ブリロの箱」5点に、江戸絵画の傑作といわれる伊藤若冲の「花鳥魚図押絵貼屏風」。搬入後は作品に異常がないかなど入念にチェック。1月中に美術品の運び込みが全て完了するということです。
鳥取県立美術館 尾﨑信一郎 館長
「輸送が始まっております。それから開館記念展、この準備がまさに一番大変なところでいま作品がほぼ決まって、どういうふうに構成しようか、どういうふうに作品を集めようか計画を立てているところでございます。最後発ですけど、最新の美術館ということで楽しみにしていただきたい」
いよいよ今年3月に開館する鳥取県立美術館。開館前日にはアーティストの片寄涼太さんなどが出演する音楽イベントが開催されるということです。
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