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キャベツの高騰でお好み焼き店舗が悲鳴 仕入れ価格が約2.6倍でもお好み焼きの価格は現状維持も 「このまま続けは値上げも考えないと…」

日本海テレビ 2025年1月16日 18時2分

食卓に欠かすことができない野菜。しかし、今、価格が高騰し、スーパーの買い物客や飲食店は困惑しています。

「白菜を作ってるんですけど、(葉が)巻かなくって、だからきょうも買おうかなと思ったらすごい高い、4分の1で高いでしょう。だから、もう高いです」

この時期、鍋に使われることが多い白菜。1月16日の価格は4分の1サイズで、238円ですが、例年より100円ほど高いといいます。そんな中、大きく値上がりしているのが、キャベツです。

エスマート 商品部 亀田修二 副部長

「野菜全体的に高いんですけど、特にキャベツが高くなっておりますね。例年だと298円くらい。きょうで668円なんで、2倍以上高くなっているという感じです」

現在、1玉668円ですが、去年の同じ時期の価格が約300円。去年の夏の高温などで、生育に影響が出たということで、年末から価格は上がっているといいます。

「(キャベツは)できるだけ買わないように。使いたいんですけど」

Q.どういった料理に使われます?

「やっぱりお好み焼きとかね」

そこで、いま売り上げが伸びているのがカット野菜です。野菜を買うことを控え、カット野菜を購入する人もいるため、売り場の面積も広くしているといいます。

エスマート 商品部 亀田修二 副部長

「カットキャベツですね、ざく切りとちょっと大きく切ったようなキャベツもあります。そういった物を100円くらいですので、購入しやすいかなと思っております」

そんな中、高騰するキャベツの価格に苦しんでいるのがお好み焼き店。鳥取市内の店舗でも影響は大きいといいます。

お好み工房 こな 大橋隆弘 店長

「従来に比べて3倍近くに仕入れ値がなっている状態です」

普段は10キロを約1500円で仕入れていますが、現在は4000円近くになっているといいます。しかしー。

お好み工房 こな 大橋隆弘 店長

「値上げも心苦しいですが現状維持で、価格の方はご提供させていただいている状態です」

特に、キャベツを多く使うメニューが広島風お好み焼き。約150グラムのキャベツを使用していることでボリュームがあり、男性から人気といいます。昔から来てくれる常連もいて、料金は変えていません。ただー。

お好み工房 こな 大橋隆弘 店長

「(現在の価格が)夏とか今年いっぱいということになると、やっぱりその辺(値上げ)も考えないといけないのかなというところはありますね」

キャベツの高騰で利益も減っているこちらの店舗。店主は、早く価格が落ち着くことを望んでいます。

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