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「中途半端な気持ちと体で土俵に立つべきではない」 鳥取城北高校出身 横綱・照ノ富士が引退会見 けがや病気を乗り越えた14年間の相撲人生に幕

日本海テレビ 2025年1月17日 16時59分

一人横綱として土俵を守ってきた鳥取城北高校出身の横綱・照ノ富士。1月17日に会見を開き、現役引退を報告しました。

照ノ富士 関

「これ以上、この中途半端な気持ちと体で土俵に立つべきではないなと思い、引退することに決めました。14年間ほんとに激しい相撲人生だったかなと、振り返って思います」

鳥取城北高校出身の横綱・照ノ富士が、相撲人生に幕を下ろしました。この一報に、街の人はー。

街の人

「残念やね。もうちょっと頑張ってもらいたかったけどね。一旦は下まで下がって、そこからはい上がってきたっていうところが。努力してきたんだなっていう。まさに大横綱じゃないかなって思いますけど」

「もう体中ガタガタですからね。よく我慢して、ここまでやってきたていうぐらいかな。一つずつ努力して積んできた力士だなと」

「親方になって、後進を指導してもらいたいですね」

照ノ富士は、モンゴルの学校から鳥取城北高校に編入。2011年に角界入りし、2015年5月には初優勝を飾り、大関昇進を決めました。

しかし、けがや糖尿病の影響で、序二段まで転落。その後、不屈の精神で番付を戻し、2021年の名古屋場所後に、73代横綱への昇進を果たしました。劇的な復活を遂げた照ノ富士。相撲人生で印象に残ったことはー。

照ノ富士 関

「あえて言うってなると、ほんとにあの序二段に落ちて、一番最初に序二段の土俵で、もう一回立ったその相撲じゃないかなと思います」

その後もけがや病気と向き合いながら母校の鳥取城北高校を訪れ、後輩の指導にもあたりました。そして、去年7月の名古屋場所で、10回目の優勝を飾りました。今後の相撲界について照ノ富士関はー。

照ノ富士 関

「若い力も多く出てきてるので、ほんとにあの、これからの皆の活躍が楽しみでしょうがないですね」

当面は、照ノ富士親方として、伊勢ケ浜部屋で後進を指導。自身と同じ横綱を誕生させることができるのか。新たな挑戦に注目です。

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