1月20日は、1年で最も寒さが厳しいとされる二十四節気の「大寒」です。しかし、20日の山陰地方は17日までの厳しい寒さから一転して、暖かい空気に包まれました。そんな中、島根県松江市にある倉庫の一角。行列をつくっている人たちの目的はー。
購入者
「なんか元気がもらえる卵が売られるということで」
「大寒卵ですよね」
安来市にある井上養鶏場では、大寒の日にとれた卵を「大寒卵」として販売しています。
井上養鶏場 井上純一さん
「食べると1年間健康に過ごせて、風水でも金運が上がると言われています」
井上養鶏場では11年前から「大寒卵」を販売を始め、年々人気が増しているということです。
購入者
「1パックは妹の家へ。縁起がいいので」
「去年くらいからずっと家族で買ってて、おばあちゃんとかみんなに配ります」
1人5パックまでの制限はありますが、縁起物ということで多くの人が2パック以上を購入。また、松江市や安来市の飲食店とのコラボもしていて1日800パックは販売するということです。
購入者
「私はやっぱり目玉焼きにして、塩コショウ振って食べたほうがシンプルです。それが一番好きですね」
数多くある卵料理。生産者がすすめる食べ方はー。
井上養鶏場 井上純一さん
「午前中に卵をとって12時半から販売で、とにかくお店にはないような新鮮さがありますので、ぜひ卵かけご飯で食べてもらえるとと思います」
1年に1度の特別な卵。井上養鶏場はこの大寒卵を県内全域に広めたいとしています。
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