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春のセンバツ高校野球出場校が決定 中国大会準優勝・米子松蔭高校が33年ぶりに出場 38年ぶりの出場を目指した大田高校は21世紀枠で選出されず… 鳥取県・島根県

日本海テレビ 2025年1月24日 18時20分

1月24日に行われたセンバツ高校野球大会の出場校の発表。鳥取県の米子松蔭高校が33年ぶりの出場を決めました。

米子松蔭高校 長﨑成輝 校長

「センバツ大会への出場が決定しました。みんなおめでとう!みんなの願いがかなった訳ですが、今まで多くの人の支えを受けて野球をしてきました。これに報いるべく、君たちの全力で爽やかな試合を期待しています」

センバツ高校野球は、秋の都道府県大会の成績などを受けて、選考委員会が出場校を決める大会。米子松蔭は去年秋、中国大会で強豪・広島商業高校相手に激闘を見せました。

その強みは、ピッチャーの新里希夢選手とキャプテンでキャッチャーの惣郷峻史選手のコンビネーション。この2人が中心となり、打たせてアウトを狙う守りのチームです。決勝は3対6で敗れましたが、大会準優勝の成績を残し、センバツ出場の切符を手にしました。大会に向け、主将の惣郷選手はー。

米子松蔭 惣郷峻吏 主将

「小さいころからの憧れの舞台に立てるってところで、素直にうれしい気持ちいっぱいです。まずはディフェンスを完璧に作り上げて、それから打撃力を向上させていって、自分たちの良さをもっとセンバツでも出していけるような練習をしていきたい」

1992年以来2度目のセンバツ大会出場。日本一の目標に向け、チームはますます勢いづいています。

一方、21世紀枠の候補校に選出されていた島根県大田市の大田高校は残念ながら38年ぶりのセンバツ出場とはなりませんでした。

大田高校野球部 桑原健二 監督

「ドキドキしたな、ワクワクしたな、このドキドキ、ワクワクって甲子園の力。その間、とてもいい高校野球をやっている実感があったと思う。 これは今からでもできます」

選手11人、マネージャー4人で活動する大田高校。少人数ながらも日々の練習を工夫し、秋の中国大会ベスト8と躍進しました。野球を通した地域貢献や学業と部活を両立していることなどが評価され中国地区の推薦校に選ばれていました。

大田高校野球部 安井煕一 主将

「届かなくても今までよりは甲子園がちょっとは近い存在に感じたし、そういう面で良かったなと思ってます。今年こういう春に大きな期待を持って練習できたことがとても良い経験になったし、みんな高いモチベーションを持って練習できていたので次、夏に向けて頑張ろうと思ってます」

大田高校野球部 桑原健二 監督

「これをさらにステップにして、今度は自力で出場校になれるように、生徒と一緒に頑張っていきたいと思ってます」

春のセンバツ甲子園出場はかなわなかった大田高校。しかし、夏の甲子園を見据えて気持ちを新たにしていました。

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