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心がけたのは丁寧な接客 養護学校の生徒による手作り商品販売イベント 農作物や木工製品などが並ぶ 鳥取県鳥取市

日本海テレビ 2025年1月24日 17時20分

1月24日、鳥取市にある白兎養護学校の生徒らが、手作りの木工商品などを自分たちで販売するイベントが鳥取県庁で行われました。

24日、鳥取県庁のロビーで多くの人が集まっていたのは、鳥取市にある白兎養護学校の中学生と高校生による販売会です。売り場にできていた長い行列、この販売会で売られていたのは、授業の一環で制作した生徒手作りの商品。農業班が育てた大根やキャベツに、基礎作業班による紙パックを加工したカードや木工製品など。

白兎養護学校では、作品の制作や販売会を通して生徒の社会参加の力をつけようと、年に数回学校や地域の公民館などで販売会を行っています。心がけたのは商品の受け渡しまでの丁寧な接客。生徒たちは、自分たちが作った商品が間近で売れる喜びを感じていました。

ロールケーキを買った人

「地域の方と関わりながら、生徒さんが学習で作られたものを説明しながら販売されていて、買う側としても楽しかったです」

中にはお客さんが買った商品を積極的に運ぶ生徒も―。

購入者

「こういうものが作れるっていうのもうれしくて買ってしまう。その子がどういう気持ちで作ったんだろうとか、そういうのが見ていて分かるので買ってしまいますね」

白兎養護学校の高校生

「自分が作ったものが売れたらすごくうれしかったですし、今後も丁寧にお客さまに喜んでもらえるように作っていきたいです」

白兎養護学校では、来年度の販売会に向けた制作活動を行っていくということです。

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