山陰の海で2024年に起こった船の事故などによる海上での負傷者が、過去5年で最も多くなったことが分かりました。
境海上保安部によりますと、隠岐諸島や島根県出雲市から鳥取県にかけての海で、2024年に事故を起こした船の数は33隻となり過去5年で最も少なくなりました。一方、負傷者の数は23人に上り、最多だったということです。
海水浴や釣りなどマリンレジャー中の死者・行方不明者も2024年は9人となり、2023年の1人から比べ、大きく増加しました。
境海上保安部は「見張りをおろそかにしたり、整備を怠ったりするなど漁船やプレジャーボートの人為的なミスによる事故が多い」として注意を呼び掛けています。
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