1月27日から鳥取砂丘など県内の9か所で、国際的な認証規格を採用した無料の無線LANサービスが始まりました。
北村晏乃 記者
「今日から設置されたTOTTORI Free Wi-Fi、こちらの馬の背でもご覧のようにしっかり使うことができます」
大阪・関西万博会場や国の内外の観光地で共通して使える無線LANサービス。鳥取の観光地などでも1月27日から「TOTTORI Free Wi-Fi」が利用可能になりました。
一度設定すれば、対応したサービスに国の内外を問わず自動接続できるほか、利用時間が無制限など、利便性や安全性の高い技術を採用したものとなっています。利用に必要なのは2ステップのみ。まずはステッカーの2次元コードから鳥取県専用サイトへアクセス、次に、手順に従い証明書をダウンロードするだけです。国内で導入されるのは東京、大阪に次いで3例目だといいます。
観光客
「え、今使えるんですか?じゃあ馬の背で使ってみます」
「そういうのをもっと宣伝したら良いかもです」
鳥取砂丘ビジターセンター 村江利津さん
「ゴールデンウィークやお盆などの時期は、たくさんお客さまが来られた時は、なかなかWi-Fiがつながりにくいというような状況でした。この素晴らしい環境の中で色々なSNSを使って情報発信していただければ、また砂丘のPRにもなるかなと思いますので、楽しんでいただけるかなと思います」
1月27日から提供が始まったのは、鳥取砂丘や浦富海岸など9エリアですが、鳥取県は3月末までに境港市の水木しげるロードや倉吉市の白壁土蔵群など22エリアまで広げ、利便性を高めることで観光客の誘致につなげたいということです。
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