闇バイトへの加担を未然に防ごうと、鳥取大学で長期休暇を前にした学生などに警察が注意を呼びかけました。
全国で”闇バイト”が関係した事件が起こっていることを受け、鳥取大学で鳥取警察署の警察官5人が学生にチラシなどを配り、注意を呼びかけました。
警察官
「簡単な作業でお金がもうかるよというようなバイトを募集することがあります。でも、実際にやらされるのは、強盗とか詐欺の手下みたいなことをさせられます。絶対に大丈夫と言われるけども、犯罪なので捕まります」
SNSや掲示板で、仕事内容を明らかにせず報酬を得られるなどとうたう闇バイトの募集。警察によりますと、一度応募してしまうと聞き出した個人情報を使い危害を加えるなどと脅され、無理やり犯罪に加担させられるケースにつながるといいます。
学生
「自分が悪意がなくても、意図せず悪いことをすることになってしまうので注意してねというのは(親に)日頃から言われています」
「不確かな情報はうのみにせず調べたり、情報を信用しすぎないようにするのが大事かなと思います」
鳥取警察署 西原億 警部
「全国各地で発生していることですので、当署、管内、当県で発生してもおかしくない。甘い募集情報は、闇バイトの可能性がありますので、十分注意をお願いします」
鳥取県警は万が一応募してしまったり、凶悪な犯罪に加担させられそうになったりした場合には、警察に相談してほしいと呼びかけています。
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