早くも旅立ちの日を迎えました。島根県警察学校では、去年春に採用された新人警察官が現場へ配属されるのを前に卒業式が行われました。
1月31日に島根県警察学校で開かれた卒業式。去年4月に採用された18歳から26歳までの新人警察官22人が法律や逮捕術など10か月間の課程を終え、旅立ちの日を迎えました。卒業式では、1人ずつ名前が呼ばれ代表者に卒業証書が手渡されると、島根県警の丸山直紀本部長が「強さと優しさを持った警察官になってほしい」と訓示を述べました。
そして、卒業式が終わるとー。
卒業生 山﨑椋平 巡査
「私たちが悩みくじけそうになりながらも、きょうこうして卒業の日を迎えられたのは、教職員の皆さまが私たちに対し、真剣に向き合いご指導していただいたおかげです」
指導を受けた教官を前に思わず涙をこぼす卒業生たち。
卒業生 朝倉智德 巡査
「同期との楽しい思い出であったり、教官に怒られた思い出であったりを思い出して涙が出ました。県民のために謙虚に前向きに1つ1つの仕事に取り組んでいきたいと思います」
卒業生 大野乃愛 巡査
「まだここからがスタートなので、期待もありますが不安もたくさんあるのでしっかり準備して、人の痛みに気付けるような警察官になりたいです」
家族や教官が見守る中、新人警察官は新たな決意を胸に職場へと出発していきました。1月31日から県内7か所の警察署に配属され、交番や刑事課で研修を受けるということです。
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