Infoseek 楽天

「改めて再認識するきっかけに」 2月22日の「竹島の日」前に高校生が竹島の歴史や日韓の認識の違いを学ぶ 島根県松江市

日本海テレビ 2025年1月31日 17時42分

2月22日は「竹島の日」。今年は島根県が条例を制定してから20年の節目となります。こうした中、1月31日の島根県松江市では、高校生が竹島の歴史について学ぶ特別授業が行われました。

松江東高の生徒約200人が受けるのは、韓国が不法占拠を続ける「竹島」の歴史についての授業。若い世代にも竹島を巡る問題を知ってもらいたいと、島根大学と松江東高校が連携して実施したものです。講師は、島根大学で竹島問題の調査・研究を行っている舩杉力修教授と学生が務めました。この中で、生徒たちは日韓の古い地図を用いて竹島の歴史や日韓の認識の違いなどを学んでいました。

島根大学3年生 小内裕貴 さん

「竹島に実際日本人がいたという事実がありますが、それを高校生の皆さんにぜひとも伝えて、2月22日がどういう日かを改めて再認識するきっかけの場所になってほしい」

竹島は、江戸時代から、幕府の許可を受けた山陰両県の人たちがアシカやアワビ漁を行うなど、経済活動の場とされていたことが分かっています。

授業では1600年代に作られた日本で最も古い竹島の地図に、漁師が使っていたとみられる小屋や船置き場がすでに記されていることが紹介されたほか、日本では1905年に竹島の正確な測量図が作られたのに対し、韓国では戦後の1954年になって初めて測量図が作られたことなどが説明されました。

Q.竹島のことを詳しく知っていた?

生徒

「いや全然知らなかったです。ニュースとか記事を見ながら、自分で理解できるところは理解できたらなと思う」

「今まで詳しくは知らなかったけど、図書館とかの本を見てもっと詳しく知りたいと思いました」

日本固有の領土である竹島は、いまも韓国が不法占拠を続けていて、早期の解決が求められています。舩杉教授らは2月12日には隠岐高校でも特別授業を実施する予定です。

この記事の動画はこちらから再生できます

この記事の関連ニュース