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数年に一度の寒波…山陰各地で積雪 空の便やJRなど交通機関に影響 事故も相次ぐ

日本海テレビ 2025年2月5日 17時57分

強い冬型の気圧配置の影響で、2月4日夜から雪が降った山陰地方。

伊藤裕介 記者

「午前8時半の島根県飯南町に来ています。昨日から雪が降り続いているということで私のひざ下のあたりまで雪が降り積もっている箇所もあります」

最大積雪量は、鳥取で20センチ、島根県飯南町赤名で40センチを記録。気象台は一時、鳥取県の一部地域に大雪警報を発表しました。

最低気温は鳥取県日南町茶屋で-6.6℃、鳥取県智頭で-6.2℃、島根県飯南町赤名で-5.0℃など山陰両県の全地点で平年よりも大幅に低くなりました。また、最高気温もほとんどの地域で2℃を下回り、冷え込む1日となりました。

20センチの雪が積もった鳥取市では、朝から雪かきに追われる人の姿がー。

雪かきをする人

「6時半くらいからです。昨日も重かったですけど、今日も重たい雪だなと思います」

「たくさん降ってびっくりしました。子供たちがバスから降りてきたりとか保護者の方から引き渡してもらうときに安全に雪かきをしました」

この雪で交通機関にも影響が出ています。鳥取空港・米子空港では、東京発着の13便が欠航。隠岐空港発着の便はすべて欠航となりました。JRは、山陰本線の東浜から鳥取まで、木次線の一部列車が運休となりました。

雪による事故も相次いでいます。鳥取県では、4日日午後5時から5日午前8時半までの間で凍結や積雪による事故が43件。島根県では午前7時までの24時間で42件のスリップ事故が発生しています。

山陰地方では6日昼以降はいったん雪が弱まりますが、7日から再び寒気が強まり雪が積もる可能性があります。荒天時の無理な外出は控えるようにしてください。

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