高校生が地元で漁獲された新鮮な水産物マアジを使って調理する実習が、2月5日に鳥取県境港市で行われました。
調理実習の食材として使われたのは、日本海沿岸で漁獲された新鮮なマアジです。2月5日、境港総合技術高校で行われた調理実習は、生徒たちに地元特産の水産物に関心を高めてもらい、よりおいしく食べる方法を学んでもらおうと企画されました。
実習には、食品・ビジネス科の2年生13人が参加。「境港ベニガニ有志の会」のメンバーを講師に「アジのなめろう」や「アジのねぎま」「アジのあら汁」など4品目の調理にあたりました。厳寒の海で水揚げされた身が引き締まったマアジを、生徒たちは慣れない手つきながら包丁で丁寧にさばいていきました。調理した高校生はー。
生徒
「さばくのが難しいです」
「すごく楽しいです。こういう仕事に就きたいと思います」
調理時間は約2時間。生徒たちは、自分たちの手で作ったマアジ料理の味を思う存分堪能していました。
生徒
「全部サッパリした味で、とてもおいしいです」
「自分たちでつくったものだから、うれしさと作ったかいがあり、とてもおいしいです」
講師担当の料理人 濱野政和さん
「境港はカニやマグロだけでなく、アジ・サバ・イワシとか代表的な水産物をどんどん身近になってもらうために、あえて生徒に手間かけて楽しんでもらっています。上手に(調理して)最後に自分の口に入れることが出来たので良かったと思っています」
境港市ならではのこの地元の水産物調理実習。境港総合技術高校では、11年前から毎年行っていて生徒たちの地元の水産業への関心も年々高まってきているということです。