山陰両県各地では、この冬一番の寒気の影響で雪が降り続いています。
小田原安理 記者
「松江市では、けさから雪が降り始め、わずか一時間ほどであたりが真っ白になりました」
2月7日17時半現在、鳥取県(境港市と日吉津村を除く)と島根県東・西部に大雪警報が発表されています。7日午後4時現在の積雪量は、鳥取県鳥取市で23センチ、鳥取県大山町大山で154センチ、島根県飯南町赤名で65センチなどとなっています。
街の人
「なかなか歩くのに(雪で)困っています」
「みんなが徐行してて車が。(バスが)35分くらい遅れてて大変でした」
交通にも影響が出ています。山陰各空港発着の計19便が欠航。(鳥取:7 米子:3隠岐:2出雲:5 萩・石見:2)
米子道の久世・米子インター間と松江道の三次東・三刀屋木次間が通行止めとなっています。JRでは山陰本線浜坂・鳥取駅間が午後7時以降運転取りやめ、特急やくもは終日運転取りやめとなりました。
2月8日は山陰本線の浜坂から米子駅間で始発から運転見合わせ、伯備線、因美線、木次線の一部区間で終日運転を取りやめます。特急やくも、スーパーはくと、スーパーいなばは終日運転を取りやめるということです。
鳥取県は、気象台などと大雪対策のための連絡会議を開催。気象台は2月7日夜から2月8日朝にかけて、警報級の大雪となる見込みのため不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。
鳥取県 平井伸治 知事
「農業被害をはじめとした雪による被害や低温被害凍結等でございます。残念な(交通)事故もありました。そういうことにぜひ注意していただく必要がある」
山陰両県では、2月7日夜以降、断続的に雪が降り積もる恐れがあり、大雪に警戒してください。また、不要不急の外出は控え、停電や孤立時への備え、雪道での運転に注意が必要です。
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