鳥取市教育委員会は、1月、鳥取市立南中学校の3年生のうち、私立高校の入試を受けた生徒95人分の入試結果が書かれた用紙が校内の別の生徒の目に触れ、情報が漏えいしたことを発表しました。
鳥取市教育委員会によりますと、1月30日、鳥取市立南中学校で3年生を担当している教諭が、私立高校入試の合格者に対する指導の後、入試結果が載っている用紙を、教室に置き忘れました。2月4日に発覚するまでの間、教室を利用した少なくとも6人の生徒の目に触れ、情報が漏えいしていたということです。
置き忘れた用紙には生徒の氏名や合格、不合格、希望する学科など95人分の個人情報が記載されていました。この学校では、入試結果に関する資料などを職員室から持ち出すのを禁止していて、教諭は「指導対象の生徒を確認するために持ち出した」と話しているということです。
南中学校では2月7日午後から3年生全員に、夜には保護者に向けて説明会を開く予定にしています。
調査は、現在も進められており、この教諭の処分については今後の調査結果を踏まえ検討することにしています。
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