島根県大田市の設備工事業「ハウディ」が1月24日、松江地裁出雲支部から破産手続きの開始決定を受けたことが分かりました。負債は700万円ほどだということです。
信用調査会社の帝国データバンクによりますと、ハウイディは1990年10月設立の床下換気装置の工事業者で、2013年9月期までは3000万円程度の売り上げを維持していましたが、その後は受注減が続いていました。2023年4月には別の経営者に事業を承継したものの、引き継ぎがうまく進まず、経営環境はさらに悪化。2023年9月期の売上高は2000万円まで落ち込んでいました。
こうした中、資金繰りがひっ迫し先行きが見えない中、破産手続きの開始決定を受けるに至りました。