鳥取県立博物館(鳥取市)は、3月30日に開館予定の県立美術館(倉吉市)の準備のため、2月17日から4月30日まで休館することになりました。展示のほか、会議室の利用や資料の閲覧などのサービスも休止するということです。
県立博物館は、県立美術館が新たにオープンするのに合わせ、これまで保管していた美術品の移転などを進めています。3月30日の開館が迫る中、2月17日からは美術分野の移転と館内に資料の整理のため、休館に入ります。
休館期間は4月30日までで、この間、ミュージアムショップや講堂・会議室の利用を休止するほか、資料の閲覧や貸し出し、さらに学芸員を派遣する学習支援活動も取りやめるということです。
開館に向け急ピッチで準備が進む県立美術館では、オープンから6月15日まで企画展が開かれ、2022年に3億円で購入し議論を呼んだ「ブリロの箱」などが展示される予定です。