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「折り畳み椅子」に座ったら生地が破れ転倒 その原因は? 

オトナンサー 2024年6月13日 22時10分

 レジャー用の「折り畳み椅子」の使用時にけがを負う事故が発生しているとして、経済産業省製品事故対策室(以下、経産省)が、Xの公式アカウントで注意を呼び掛けています。

■雨風や日光で生地が劣化

 経産省によると、レジャー用の「折り畳み椅子」に座った際に生地が破れて転倒し、腰を負傷した事例があるということです。生地が破れた原因は、座面の生地が雨風や日光などの影響で劣化し、強度が弱くなったところに体重がかかったことだといいます。

 また、小学生の男児がレジャー用折り畳みベッドに座ったところ、ベッドの座面フレームと脚部の間に小指を挟み、負傷した事例があります。男児がベッドに腰掛けた拍子に展示台から落ち、そのはずみでフレームと脚の開き止め部にできた隙間に手指を挟んだ可能性があるといいます。

 経産省は、直射日光や雨風が当たる場所で保管すると、製品の強度が低下して使用時に破損する恐れがあると説明。取扱説明書の指示に従って適切に保管するよう、呼び掛けています。

 また、製品の組み立て時や収納時は、折り畳み部(可動部)に手指を挟まないように注意するとともに、使用時は平らな場所に設置するよう、アドバイスしています。

オトナンサー編集部

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