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意外と知らない? 「ヨーグルト」は5種類 農水省が特徴を紹介

オトナンサー 2024年6月30日 9時10分

 ヨーグルトには善玉菌の一種である乳酸菌が豊富に含まれており、食べると腸内環境が整うといわれています。そのため、食事の際に食べる人は多いのではないでしょうか。農林水産省がヨーグルトの種類、特徴について、Xの公式アカウントや公式サイトで紹介しています。

 農水省は「ヨーグルトは乳等命令で『発酵乳』と定められた乳製品の一種で、5つのタイプに分かれます」とXで説明。その上で、ヨーグルトのタイプを次のように紹介しています。

【ヨーグルトのタイプ】
■プレーンヨーグルト
生乳や脱脂粉乳などの原料乳を乳酸菌で発酵させたのみで、味付けをしていないシンプルなヨーグルト。後発酵タイプが多い。

■ハードヨーグルト
寒天やゼラチンなどで固めたもので、果肉や果汁、甘味料などを加えたものが多い。個別容器に充填した後発酵タイプが主流。

■ソフトヨーグルト
前発酵で凝固した後に、攪拌(かくはん)して滑らかにしたもの。攪拌時に果肉や果汁、甘味料などを加える場合が多い。

■ドリンクヨーグルト
前発酵のヨーグルトを攪拌して、液状になるまでほぐしたもの。いわゆる「飲むヨーグルト」。水などで薄めてはいない。

■フローズンヨーグルト
前発酵のヨーグルトを凍らせたもの。乳酸菌は冬眠状態になっているだけなので、アイスではなく、発酵乳の規定で販売されている。

 また、ヨーグルトの製造工程は、ヨーグルトの種類によって異なるほか、発酵温度も乳酸菌の種類によって異なるということです。農水省はヨーグルトの基本的な作り方について、公式サイトで次のように説明しています。

【ヨーグルトの作り方】
(1)加熱殺菌
乳を加熱殺菌した後、乳酸菌の発酵温度に冷やす。

(2)乳酸菌添加
純粋培養した乳酸菌の種菌(スターター)を混ぜる。終了後、後発酵製品はここで容器に充填する。

(3)発酵
40度前後で4時間から6時間ほど置いて発酵を進める。

(4)冷却
酸度が上がったら冷却して発酵を止める。終了後、前発酵製品はここで充填する。

 店でヨーグルトを購入する際は、参考にしてみてはいかがでしょうか。

オトナンサー編集部

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