新紙幣の発行が7月3日から始まりました。そんな中、新紙幣の発行に便乗した詐欺行為の発生が予想されるとして、国民生活センターが公式サイトで注意を呼び掛けています。
■金融機関や行政機関が交換を求めることはない
国民生活センターは、「旧紙幣は使えない」「新紙幣と交換する」などと言って、紙幣をだまし取ろうとする事例の発生が予想されると公式サイトで説明。具体的には、次のようなケースが予想されるということです。
【予想されるトラブル】
・「旧紙幣が使えなくなるから」と言われ、交換を求められた。
・「その新紙幣は偽札だ」と言われ、交換を求められた。
・金融機関の職員を装った者から「新紙幣と交換する」と言われた。
国民生活センターは、新紙幣発行後も旧紙幣は使えると説明した上で、「金融機関や行政機関が新紙幣について交換を求めることはありません。第三者に渡さないでください」と、注意を呼び掛けています。
新紙幣に関する不審な電話やメール、訪問があった場合は、警察に相談するとともに、不審に思ったら、すぐに消費生活センターなどに相談するよう、アドバイスしています。
オトナンサー編集部