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ロッテ“香水ガム”イブを29年ぶり発売 キンモクセイ、ローズ、ジャスミンの華やかな香り

オトナンサー 2024年8月8日 12時40分

 ロッテ(東京都新宿区)が、1995年に販売を終了したガム「イブ」を8月20日から発売。29年ぶりに販売となります。「イブ」は1972年に発売を開始。キンモクセイの香りをベースに、ローズ、ジャスミンを加えた華やかな香りが特徴で“香水ガム”として親しまれました。パッケージは当時の金色で縦型のデザインを再現してます。

 同社によると、ガム市場が2023年度以降回復し始めていることに加え、若年層を中心としたレトロブームの影響もあり、板ガムは2024年度も好調。売上は前年同期比で110%と伸長。特に若い世代に好評で10~20代の板ガムの購入率が150%に伸長してるということです。

 「イブ」の担当者は、「『イブ』の開発を行った1970年代初頭は、女性を中心に身だしなみやエチケットに対する意識が高まっていました。そこでお花の香りが漂う香水のようなガムを作れないか……と考え、香水の本場フランスの調香師と共同で『イブ』を開発しました」と歴史を紹介しつつ、「香水の香りのガムとして開発すると、食べづらいものになってしまいますが、調香師と共同開発したことで、華やかなフローラルの香りとおいしさの調和のとれた味わいを実現することができました」とコメント。

 さらに、「パッケージも香水を意識して、当時は珍しい縦の箱型形状にし、化粧品のようなデザインにしました。高級感のあるパッケージと華やかな香りが特に印象に残っているというお客様のお声もSNSなどで拝見しています」と話しながら、「発売当時を再現した板タイプの発売は29年ぶりですので、ぜひこの機会に噛かんでみていただきたいと思います」とメッセージを送っています。

 同日から「クイッククエンチ-Cガム」も発売されます。

オトナンサー編集部

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