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20〜30代の婚活男女「子どもが欲しい」9割 一方で「不妊の可能性があると言われた」…リアルな“不安”浮き彫りに

オトナンサー 2024年8月13日 21時10分

 IBJ(東京都新宿区)が運営する婚活アプリ「ブライダルネット」が、婚活中の男女を対象とした「子ども」に関する調査を実施。その結果を発表しました。

■「もともと生理不順なので…」

 調査は2024年7月31日から8月5日、同アプリで婚活中の男女を対象に、インターネットリサーチで実施。1356人から有効回答を得ています。

 まず、「将来子どもを希望しているか」について聞いたところ、「希望している」または「希望しているが不安や懸念がある」と回答した男性は67.9%、女性は58.7%となりました。出産適齢期といわれる20~30代に絞ると、男性は91.7%、女性は88.6%に上り、若い世代で「子ども」を希望する割合が高いことが分かる結果に。特に、女性よりも男性の方が、希望する割合が3.1ポイント高くなっています。

「子どもを希望している」または「希望しているが不安や懸念がある」と回答した人を対象に、「自分の体について不安になることがあるか」を聞くと、男性の52.1%、女性の84.4%が「不安がある」と回答。この結果について、同社は「平均出産年齢の上昇や、妊娠や出産についてのさまざまな情報を知る機会が増えたことで、今から不安を感じている方が多いようです」と分析しています。

「不安がある」と回答した男女からは、「もともと生理不順なので、すぐに妊娠できるかが心配(女性・30代前半)」「婦人科で不妊の可能性があると言われたことがあるから(女性・20代後半)」「友人(男性)から不妊の原因が自分だったと教えてもらった(男性・30代後半)」「年齢的な問題で不安に感じている(男性・40代前半)」といったコメントが集まりました。

 また、子どもを希望している人と、そうでない人のそれぞれに「お相手に望む『子ども』に関する価値観」を聞いたところ、半数以上が同じ価値観を希望していることが明らかに。一方で、子どもを希望する人もそうでない人も「子どもについて相談して決めたい」と回答した人が4割を占めたことから、同社は「お互いの気持ちを確認しながら進めていきたいという方も多いのではないでしょうか」「将来の子どもに対する価値観はさまざまあり、パートナーとの共通の理解や話し合いを重視する傾向が見受けられました」とコメントを寄せています。

オトナンサー編集部

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