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親世代は驚き!? 小学校のプール授業あるある「地獄のシャワー」が「天国」に逆転した“納得の背景”

オトナンサー 2024年8月20日 21時10分

 かつて小学校のプールの授業で、多くの子どもたちを文字通り震え上がらせた「シャワー」。プールに入る前に体の汚れを落とすシャワーがあまりに冷たかったことから、「地獄のシャワー」と呼ばれるようになったそうです。しかし現在は、そんな「地獄のシャワー」に関する事情が大きく変わりつつあるようで……どのように変わってきたのか、その変化や背景を探ってみました。

■「寒くてプール中止」→「暑すぎてプール中止」

「地獄のシャワー」という表現は全国的に広まっており、もはや定着しているといえるかもしれません。ネット上でも「地獄のシャワーって全国区で言ってるんだ!」「ネットがあまり発達してなかった時代に、全国で同じ呼び方してるってすごいよね」という声が上がっています。暑い夏にもかかわらず、体の芯まで突き刺すような冷たさは、今の大人世代にとっては忘れられない思い出となっているようです。

 しかし最近では、この「地獄のシャワー」が「天国のシャワー」として子どもたちに歓迎されていました。「息子があのシャワーのことを『天国のシャワー』って呼んでてビックリした」「うちの子もまったく同じく『天国』呼びしていました」という驚きの報告が相次いでいます。地球温暖化の影響で、気温が35度以上の猛暑日が続く近年の夏は、シャワーに以前のような冷たさを感じにくくなり、むしろ冷たいシャワーが心地良く感じられるようになったようです。

 さらに、小学校のプール授業は梅雨の時期から開始することが多いため、気温や水温が低く、「寒くてプール中止」になることがよくありました。しかし、最近では熱中症予防のため「暑すぎてプール中止」という真逆の現象が増えているそうです。「令和では寒くてプール中止より、暑すぎて中止の方が多いらしい」「あの頃は寒くてプール中止が普通だったのにな~」という声も上がっていました。

 変わりゆく時代とともに、子どもたちの思い出も変わるもの。「地獄のシャワー」はこれから、猛暑日の「天国のシャワー」として語り継がれていくのかもしれません。皆さんには、プール授業の「シャワー」にどんな思い出がありますか?

オトナンサー編集部

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