ノマドマーケティング（東京都渋谷区）が、既婚者の男女を対象とした「セカンドパートナー」に関する調査を実施。その結果を発表しました。
■「結婚前からの知り合いだった」ケースも
調査は2024年4月12日、全国の30〜59歳以下の既婚男女を対象に、インターネットリサーチで実施。計3000人（男性1501人、女性1499人）から有効回答を得ています。
まず、全回答者に「『セカンドパートナー』と聞いてどのようなイメージが浮かぶか」を聞いたところ（自由記述回答）、男性からは「体の関係」「不倫」「愛人」「第二の人生」「うらやましい」など、女性からは「不倫」「体の関係」「都合のいい相手」「気持ち悪い」「遊び相手」などの回答が集まりました。
同社によると、セカンドパートナーとは「不倫と違い肉体関係を結ばず、心のつながりを大切にする関係」を指す言葉とのこと。「セカンドという言葉の通り、あくまで配偶者が一番で、家庭を壊すような付き合い方はしません」とコメントしています。
自由記述回答からは、「セカンドパートナー」という言葉によいイメージを持っている人が少なく、「不倫、浮気、婚外恋愛と同列」と認識している人が大半であることがうかがえます。その一方で、「お互いが納得しているのならよい」「夫婦関係がうまくいくのであればよい」という中立的な意見のほか、「うらやましい」「欲しい」という興味を持っている意見も少なくなかったということです。
「現在、セカンドパートナーがいるか」について聞くと、全回答者（3000人）の7.63％（229人）が「いる」と回答。男女別では、男性151人、女性78人と、男性の方が多い傾向にあることが分かりました。
「いる」と回答した人に、セカンドパートナーをつくった理由やきっかけについて聞いてみると、トップとなったのは「セックスレスだったから」（93人）でした。次いで「（相手を）好きになったから」（91人）、「恋愛がしたかったから」（75人）と続き、生々しい事情が明らかとなりました。
その他、自由記述回答では「結婚前からの知り合いだった」「お互いが好きになったから」「性欲発散のため」という回答も寄せられたということです。
調査結果を受けて、同社は「著名人の浮気・不倫が日常的に大きく取り沙汰されていますが、中にはこのような関係があることもぜひ知っておいていただければと思います」とコメントを寄せています。
オトナンサー編集部