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SNSざわつく「リアル」さ…「くら寿司」の“魚型ロボット” 広報に“謎”を直撃

オトナンサー 2024年9月15日 12時10分

 回転寿司(ずし)チェーン「くら寿司」東貝塚店(大阪府貝塚市)に“魚型ロボット”の「ギョボット」がいるのを知っていますか? 「ギョボット」は同店にしかいないのですが、SNS上では「動きが妙にリアル」「リアルすぎて気持ち悪いww」などという“目撃談”はありますが、インターネット上に、ほぼ情報がないことに気付きました。そこで、編集部が、この「ギョボット」についての詳細を、同社の広報・岡本愛理さんに直撃しました。

■名前は“公募” どこで“捕獲”されたかは…

 東貝塚店は、2016年に同店で提供する天然魚の加工などを行うセントラルキッチン「貝塚センター」と隣接する形でオープン。同時に、「ギョボット」が泳ぐ「不思議な池」も設置されました。

 オープン当初、不思議な池には、海水魚のみ泳いでいたのですが、2017年1月に「ギョボット」が放流されたということです。しかし、名前は特に決められておらず、同年3月に公募という形で「ギョボット」に決まりました。

 岡本さんに、不思議な池の設置の理由について聞くと、「日本庭園などにある池には、通常、コイや金魚が泳いでいるのが一般的だと思います。『池に、海の魚がいたらおもろいやろ!』というエンターテインメントの発想から海水魚を泳がせていただいています」と説明してくれました。一見、淡水の池ですが、“海水を入れた池に海水魚が泳いでいる”ため、「『不思議な池』になっています」と教えてくれました。

 当時、池で海水を管理することに「非常に苦労しました。福井県や三重県など、さまざまな地域から海水を運び、実験を重ねました。海水魚の量を多く入れてしまうと、池が真っ白くなってしまい、数も調整しています。コケも生えやすく、定期的に清掃を行っています」と付け加えてくれました。

「ギョボット」のサイズ、体重、“捕獲した場所”といったスペックも気になるところです。岡本さんに直撃してみたところ、「申し訳ありません、スペックに関しては非公表とさせてください」と教えてもらうことができませんでした。

 まだまだ、謎のベールに包まれた「ギョボット」。時間帯や日によって“お休み”していることがあるということですが、ぜひ、「リアルな動きを間近で見たい!」「会ってみたい!」と思ったら、東貝塚店へ遊びに行ってみてくださいね。

オトナンサー編集部

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