RIZAPグループ（東京都新宿区）のRIZAPが、コンビニジム「chocoZAP（チョコザップ）」の顧客属性、運動、体組成、来館、サービス予約、利用マシンなど、顧客データを分析した結果を発表。「県民博士（リサーチプロデューサー）」として活躍しているディグラム・ラボ（同港区）の木原誠太郎さんの考察を交え、47都道府県ランキングで紹介しています。
分析は、chocoZAPの会員へ「スターターキット」として提供している体組成計、ヘルスウォッチをはじめ、アプリのサービス利用、会員情報、店舗入退館などのライフログデータと、あらゆるデータ処理を可能とする分析リソースの経営資源を基盤としたインフォグラフィックスです。調査は、2024年1月1日～7月31日にかけ、会員の154万3717人（期間中の退会者を含む）のデータを用いているということです。
「あの手この手、あらゆる特典を駆使してchocoZAPをお得に利用している人」が多い都道府県を調べたところ、3位が大阪府、2位が兵庫県、1位が島根県だったということです。
木原さんは「これらの地域は『合理性』と『実利主義』が強い県民性が特徴的で、性格診断では『保守的で穏やか。伝統や歴史を重んじる』傾向が見られます」と分析。3位の大阪府民について「『明るく社交的で、コミュニケーションが得意。お笑い精神が旺盛』な性格が特徴です。商人の街としての伝統があり、価格に対する敏感度が非常に高いです。『ええもんを安く手に入れる』精神が根付いており、chocoZAPのリーズナブルな価格設定が大阪府民にとって魅力的に映るのでしょう」とコメントしています。
さらに、2位の兵庫県民については「『上品でスマート。社交性があり、他人に対して寛容』な性格です。都市部と農村部が混在する兵庫では、多様な価値観が共存しており、洗練された都会的感覚と実利的な面を併せ持っています。コスパのよい選択を好む傾向があり、chocoZAPのサービスが合理的な消費行動にマッチしているのでしょう」と説明しています。
1位の島根県民については「『保守的で穏やか。伝統や歴史を重んじ、地域への愛着が強い』性格です。生活コストを抑えつつ、質の高い生活を求める姿勢が根付いています。地元のコミュニティを大切にし、必要なものに絞った賢い消費を行う傾向があり、chocoZAPのようなコスパのよいサービスを活用しているのもその表れでしょう」と語っています。
オトナンサー編集部