美容院で施術を受けているときに、「サービスが不満」「担当の美容師が合わない」などと感じたことはありませんか。その際、違う店に行きたいと考える人もいると思います。もし美容院を変えたいと思った場合、どのような基準で新しい店を選べばよいのでしょうか。失敗しない店選びのコツについて、美容師の原木佳祐さんに教えていただきました。
■ネット上で店舗の強みを探るのがポイント
Q.そもそも、担当の美容師や現在通っている美容院を変えたいと思った場合、変えても問題はないのでしょうか。それとも、できるだけ避けた方がよいのでしょうか。
原木さん「同じ美容院内で担当の美容師を変えてほしいと思った場合は申し出ていただくか、次回のご予約時に『指名なし』と言っていただけると、対応するサロンが多いのではないかと思います。
お客さまの理想のスタイルや店内での過ごし方、内装の雰囲気などの好み、相性は人それぞれですから、もちろん美容師としては顧客を失うのは寂しいですが、店舗を変えること自体は特に問題はないと思います」
Q.美容院を変えたい場合、どのような基準で新しい店を選べばよいのでしょうか。
原木さん「今はポータルサイトだけではなく、SNSで情報発信をしている美容院も少なくありません。そのため、理想に近いスタイルを提案している美容師をSNSで探し、予約をするという方法も一般的になりつつありますね。
選び方としては、その店舗が何に力を入れているのか、もしくは強みがあるのかを比較してみると良いかもしれません。例えば、『ハイトーンのカラーをやってみたい！』と思ったら、『ブリーチやハイトーンカラーの施術が得意！』とうたっている店舗を探すといった具合です。
店によって『ショートやメンズカットが得意』『カラーが得意』『トリートメントなどに力を入れている』など、それぞれ個性があるので、見比べてみると行ってみたいと思えるお店が見つかりやすいと思います。また、定期的に行きやすい立地なのか、予算範囲内かどうかという点も重視したいポイントですね」
Q.美容院を選ぶ際に失敗しない方法はありますか。
原木さん「店舗の説明や写真だけでは、どのような雰囲気の店なのか、どのような美容師がいるのか、イメージがしにくいことが多いため、SNSの投稿やポータルサイトなどの口コミを見ていただくことをお勧めします。
その際は、いくつかのSNSやウェブサイトを横断して探していただくと、情報の偏りがなくなるので失敗を減らせると思います。また、お客さまの口コミに対して、店舗側がどのような返信をしているのかをチェックしてみても良いかもしれません」
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美容院を変えたい場合、まずは自分がどのような施術を受けたいのかを見直してみるとよいかもしれません。その上で、自分が求めているサービスを提供してくれそうな美容院をネット上で検索し、複数の候補を割り出してみましょう。
オトナンサー編集部