効果が上がるウォーキングのコツについて描いた漫画「体が燃える!歩き方のコツ」が、Instagramで800以上のいいねを集めて話題となっています。
運動不足を感じて、ウオーキングを始めることにした作者。初心者向けで取り組みやすいと軽い気持ちで歩いてみたところ、スネや腰などに痛みが出てしまいました。そこで歩いているときの姿勢を自分で観察してみたところ、思わぬ発見が…。体を痛めない、効率良く燃焼させる歩き方を描いた内容に、読者からは「動画より分かりやすい」「私もチャレンジします!」「股関節を動かすやり方のコツが知りたい」などの声が上がっています。
■以前よりも姿勢が良くなった
この漫画を描いたのは、漫画家兼イラストレーターのいしかわひろこさんです。Instagramで漫画を発表しており、2023年12月には、書籍『疲れた体と心をリセット!限界ズボラゆるトレ大全』(KADOKAWA)を出版しました。いしかわひろこさんに、作品についてのお話を聞きました。
Q.今回、漫画「体が燃える!歩き方のコツ」を描いたきっかけを教えてください。
いしかわひろこさん「普段、積極的に外出しないタイプなので、慢性的な運動不足が気になっていました。気分転換の散歩や買い物に行くときの外出が、私が体を動かす数少ない時間なのですが、どうせなら『エクササイズの一環』として生活に取り入れたいなと思ったんです。その気持ちが、作品制作のきっかけとなりました」
Q.歩き方を意識することで、ウオーキング後のスネなどの痛みは出にくくなりましたか。
いしかわひろこさん「出にくくなりました。特に、下半身全体をバランス良く使うようになったことで、長距離を歩いた翌日にありがちだったスネの痛みが軽減されただけでなく、下半身の筋肉痛も起こりにくくなりました」
Q.歩き方を意識したウオーキングを続けたことで、主にどのような効果を感じましたか。
いしかわひろこさん「おなかに一番の変化を感じました。しっかりと腹筋に力が入るようになったことで、下腹にポッコリ感がなくなりました。また、姿勢が以前よりも良くなったことで、肩や背中が凝りにくくなりましたね」
Q.「股関節から脚を動かすやり方が知りたい」という読者の声がありました。ポイントを教えてください。
いしかわひろこさん「理学療法士の人に教えていただいた方法なのですが、そけい部の真ん中に手を置き、そこを動かすイメージで脚を動かすことがポイントです。実際に触りながら動かしてみると、分かりやすいと思います。私も触りながら歩く練習を何度かするうちに、股関節から脚を動かす感覚が分かるようになりました」
Q.SNSでは、他にも今回のような健康に関する漫画を投稿しているのですか。
いしかわひろこさん「はい。実際に自分でストレッチや『ゆるトレ』を試してみて、特に良かったものを漫画で紹介しています。2023年12月には、書籍『疲れた体と心をリセット!限界ズボラゆるトレ大全』を出版しているので、こちらもぜひご覧ください。漫画本編のページでは、表紙画像も紹介しています。私と同じように自分の体に悩みをもつ人や、運動に苦手意識をもつ人に、漫画を通して自分の体を動かす面白さや楽しさに気付いていただけたらうれしいです」
Q.漫画「体が燃える!歩き方のコツ」について、どのような意見が寄せられていますか。
いしかわひろこさん「『とても分かりやすい!』というコメントをたくさん頂きました。中には、『明日からさっそくやってみます』という意欲的なコメントもありました」
オトナンサー編集部