アルバイト探しで痛い目にあった経験を描いた漫画「内職しようとしたら詐欺られた話し」(全12話)が、Instagramで話題となっています。
エステのローン返済のため、アルバイトを探していた作者。しかし、いくつも不採用が続き、これでは返済ができないと焦りを感じていました。そこで、ある雑誌で見つけた内職募集に応募してみたのですが…。読者からは、「感心してはいけないけど、だます方も考えてますね」などの声が上がっています。
■恥ずかしくて誰にも相談できず
この漫画を描いたのは、ブロガーのナエくまさんです。Instagramとブログで作品を発表しています。ナエくまさんに、作品についてのお話を聞きました。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからですか。
ナエくまさん「2020年6月頃にTwitter(当時)で4コマ漫画を投稿し始めました。Instagramを始めたのは同じ年の11月頃です。もっとたくさんの人に見てもらいたくて、Instagramでも漫画を載せるようになりました。SNSに載せると、ありがたいことにウェブメディアで記事にしていただく機会があり、その結果フォロワーさんも増えました」
Q.このエピソードを漫画にした理由を教えてください。
ナエくまさん「『詐欺みたいな求人広告も世の中にはあるから、気を付けてください!』という、注意喚起の意味を込めて描きました」
Q.アルバイトを探しているとき、誰かに相談しましたか。
ナエくまさん「誰にも話さなかったです」
Q.詐欺だと気付いた後、誰かにそのことを話しましたか。
ナエくまさん「当時は詐欺に遭ったことを恥ずかしいと感じていたので、誰にも言えませんでした。今でも直接は誰にも話していませんが、もし話したら『人生経験だね』とか、『バカだったね~』と、冗談交じりで言われると思います」
Q.作品について、どのようなコメントが寄せられましたか。
ナエくまさん「『感心してはいけないけれど、だまそうとしてよく考えられているよね』というコメントを頂きました。また、『今なら受け子のようなバイトなのかな』などといったコメントもありました。だまされて、おかしなことをさせられるという意味だと思います」
Q.今後、創作活動で取り組んでいきたいテーマはありますか。
ナエくまさん「今は連載物をメインで描いていますが、今後は日常であった出来事を描いた漫画を少しずつ増やしていきたいです。『日頃の何気ない出来事を、漫画にできないかな?』と、常に考えています」
オトナンサー編集部