婚約の証として男性から女性に贈る「婚約指輪」。プロポーズの際に、サプライズで渡す男性も多いのではないでしょうか。しかし最近では「婚約指輪って必要なの?」と疑問を持つ人も増えてきているようで、ネット上でも賛否が分かれています。
■「片膝ついて指輪を差し出すのが憧れだったから…」
「婚約指輪は不要」と考える人の中で、特に多いのが「そもそもつける機会がない」という意見。「結婚指輪があるから普段はそっちをつけるし、わざわざお金を出して買う必要がない」「婚約指輪を買ってもらうくらいなら、結婚指輪にお金をかけたい」などの声が上がっています。
実用性を重視する人も多く、「婚約指輪の代わりに、パールのピアスとネックレスをもらった」「高価なものなので、その分を新婚旅行に充てて2人でぜいたくしたい」といったコメントもみられました。
一方で、必要派からは「片膝ついて指輪を差し出すのが憧れだったから、婚約指輪は用意した」「婚約指輪を用意するのが、女性や女性の両親に対する誠意だと思う」との意見が。憧れや気持ちの面で重要な役割を果たすと考える人も多いようです。他には「いらないって言ったけど、実際にジュエリーショップに行ったらやっぱり欲しくなった!」などの意見もありました。
最近では、結婚式で婚約指輪を使った「エンゲージカバーセレモニー」という演出も注目を集めています。結婚指輪の交換を行った後、新婦の左手薬指に婚約指輪を重ねづけするというもの。“2人の永遠の愛にふたをする”という意味が込められているそうで、「結婚式でしか使わなかったけど、いい思い出になったから後悔はしていない」「ゲストに婚約指輪を披露することができて良かった」といったコメントが寄せられています。
皆さんは、婚約指輪は「必要」だと思いますか? それとも「不要」だと思いますか? いずれにしても、婚約指輪は一生に一度のもの。お互いが納得した上で、後悔のない選択をしたいものですね。
オトナンサー編集部