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【暖房器具】点検せずに使用しちゃダメ! 冬に“火災事故”防ぐ5つのポイント

オトナンサー 2024年10月31日 20時40分

 毎年、電気暖房器具や石油暖房器具による火災事故が発生しています。火災事故を未然に防ぐために、使用前に必ず器具を点検するよう、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)が公式サイトで呼び掛けています。

■リコール対象品かどうかを確認すること

 NITEによると、2019年から2023年までの5年間にNITEに通知された製品事故情報では、主な暖房器具の事故が計582件あったということです。そのうち、電気ストーブ・ファンヒーター(以下、電気暖房器具)と石油ストーブ・ファンヒーター(以下、石油暖房器具)の事故が毎年8割以上を占めているといいます。

 NITEは、電気暖房器具、石油暖房器具による火災事故を防ぐために、それぞれ次の5つの点検を実施するよう、呼び掛けています。

■電気暖房器具の5つの点検
(1)リコール対象品かどうかを確認する。

(2)電源コードや電源プラグが変形・破損していないか、コンセントがたこ足配線になっていないかを確認する。

(3)機器と周囲の壁や可燃物との距離が十分に確保できていることを確認する。

(4)本体に変色や変形などの異常がないかを確認する。

(5)転倒時オフ機能が正常に作動するか確認する。

■石油暖房器具の5つの点検
(1)ほこりがたまっていれば取り除く。

(2)対震自動消火装置が正しく作動することを確認する。

(3)燃料は新しい灯油を使い、昨シーズンの灯油を使用しない。ガソリンを灯油とは別の場所で保管するなど、誤給油を防ぐための対策を徹底する。

(4)カートリッジタンクの給油口ふたが確実に閉まっていること、漏れがないことを確認する。

(5)機器と周囲の壁や可燃物との十分な距離が確保できていることを確認する。

オトナンサー編集部

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