小学校での体育の授業といえば、学校指定の体操服に、ゴムの顎ひもが付いた紅白帽を着用していたというのが一般的なイメージでしょう。しかし、なぜか北海道では学校指定の体操服が存在しない学校が多いようです。では、北海道では体育の授業のとき、何を着ているのでしょうか? 北海道民以外にはきっと新鮮に感じられるご当地ネタを紹介します。
■道民「なんで体操服なんてあるの?」
北海道出身者以外の人にしてみれば、「学校指定の体操服が存在しなかったら、体育の授業は何を着るの?」と疑問が湧いてしまいます。どうやら北海道の多くの小学校では、各自で市販のジャージを購入して着用、しかも体育の授業の前後で着替えることはなく、体育の授業がある日はジャージを着て登校し、体育もその他の教科もそのままの格好で授業を受けるそうです。
SNSでは「着替えなんてしないし、体操服を忘れるなんてこともないから楽だったよ」など、実体験を語る北海道民の声が多く上がっています。また「次の体育がある日までに、洗って乾かさなきゃっていう面倒がなくていい」という親目線からの意見も。逆に「なんで体操服なんてあるの?」などの疑問の声が上がるほど当たり前のことのようです。
また、夏の体育といえばプール。こちらも学校指定のスクール水着を思い浮かべるのが一般的でしょう。しかし、北海道では水着も体操服同様に指定されていない学校が多く、各自で好きな水着を購入し着用しているそう。「みんな好きな水着を着るから、プールの授業はカラフルだった」という体験談も見られました。
北海道以外で小学生時代を過ごした人にとってみれば、驚いてしまう独自の文化があるようです。しかし、「学校指定の体操服やスクール水着がダサくて嫌だった」という人も多いのではないでしょうか。自分の好きなものを着用し、着替えの手間も省けるとなれば、自由度が高い北海道の文化がうらやましく感じてしまいますね。
オトナンサー編集部