お宮参り、七五三、運動会、発表会……子どもの成長に伴って次々とやってくる行事の数々。スケジューリングや衣装の手配など、ただでさえ考えることが多い中、「行事に祖父母を呼ぶかどうか」も悩みのタネになっているようです。住んでいる場所が近い場合には、自然と祖父母も行事に参加する流れになる家庭が多いですが、SNSなどでは「呼びたくない」という声も少なくないのが実情。祖父母を「呼びたくない派」と「呼びたい派」、それぞれの意見を探ってみました。
■「一生に一度しかないイベントには呼んだけど…」
まず「呼びたくない派」の意見として多いのが、「実の両親も義両親も、どっちにしろもてなすのが面倒」「子どものお世話だけでも大変なのに、祖父母の対応までできないよ」という意見。確かに両親が来るとなれば、“行事が終われば即解散”とならない場合もあります。その後の食事の用意のほか、祖父母の家が遠方であれば宿泊することになるため、気軽に「呼ぼう」と思えない気持ちも分からないでもありません。
「呼びたくない派」からはさらに、「呼んでもないのに勝手に来る」「イベントがあると何も言わなくても来るから困っている」というお悩みも。特に、近くに住んでいる祖父母はその傾向が強いようで、その度に親たちは対応に困ることが多いようです。
また、「七五三とかお宮参りみたいな、一生に一度しかないイベントには呼んだけど、誕生日とか毎年やっているイベントには呼んでない」など、イベントによって呼ぶ/呼ばないを分けている中間派の意見もありました。
一方で、祖父母を積極的に「呼びたい派」の意見も存在します。「子どもが小さいときは、大人の数が多い方がむしろ楽」「進んで面倒見てくれるし、お祝いもくれるから毎回呼んでる」など、祖父母が来ることで負担が軽くなるというメリットもあるようです。
どの選択をするにしても、家族全員が納得できる形でイベントを楽しめるといいですよね。もしも負担を感じるのであれば、中間派の意見を採用してみるのがよいかもしれません。
祖父母の「子どもの行事」への参加について、あなたはどう思いますか?
オトナンサー編集部