作者の男性が家事に対して思うことについて描いた漫画「家事の辛いところ」が、Instagramで300以上のいいねを集めて話題となっています。
「家事はやるべきことを全部やって、やっと及第点」、作者の男性は家事をするようになり、そう思うようになりました。日々の家事は、ちゃんとやっていても他の人からは気付かれにくく…。読者からは、「とても共感できる考え方でした！」「家事って基本的に『マイナスをゼロに戻す作業』ですよね」「たまに労ってもらえるとうれしいし、達成感がある」などの声が上がっています。
■毎日の献立を考えることが大変
この漫画を描いたのは、Instagramで漫画を発表している、フリーライター兼主夫の増田さんです。増田さんに、作品についてのお話を聞きました。
Q.今回、漫画「家事の辛いところ」を描いたきっかけを教えてください。
増田さん「日々家事をすることでその大変さに気付き、家事を頑張っている皆さんのことを何かしらの形で応援したいなと思ったことがきっかけです」
Q.普段、増田さんが全般的に家事をしているのですか。
増田さん「妻にしかできないこともあるので、すべてではありませんが、主に料理や買い出し、掃除などをしています。主夫になって約1年、できることはなるべくしています」
Q.家事の中で、増田さんが「大変だな」と感じることは何でしょうか。
増田さん「『買い出しが必要な料理を作ること』や、『毎日の献立を考えること』などが大変です。特に、晩ご飯は無限に献立を考え続けなければいけないので…」
Q.お風呂掃除以外にも、「やったことに気付かれにくいよなあ」と感じた家事はありますか。
増田さん「掃除をした者からすると『とてもキレイになってうれしいなあ』という気持ちなのですが、やはり掃除全般は他の人からやったことに気付かれにくいと感じます。Instagramのフォロワーさんから『家事はマイナスをゼロに戻す作業、だから気付かれにくい』というコメントを頂き、『本当にその通りだなあ』と感じました」
Q.家事をやり終えた後、どのような言葉を掛けられるとうれしいですか。
増田さん「感謝の言葉でなくても、『やってくれたんだね』と気付いてくれたような言葉をもらえるだけで、何でもうれしいです（笑）」
Q.漫画「家事の辛いところ」について、どのような意見が寄せられていますか。
増田さん「『家事は常にしていないと、物がなくなったり、すぐに汚れたりするので、現状維持って実はすごいことですよね』『家事って、終わりがないからずっとストレスを感じます（泣）』など、自分も共感できるコメントをたくさん頂きました」
オトナンサー編集部