既婚者マッチングアプリ「Healmate(ヒールメイト)」を運営するレゾンデートル(東京都新宿区)が、既婚男女を対象とした「真のセカンドパートナー実態調査2024」を実施。その結果を発表しました。
■「根幹を揺るがす事態…」
調査は2024年5月31日から6月5日、9月24日から10月4日、全国の20〜59歳の既婚者を対象に、インターネットリサーチで実施。計1万4481人(男性6981人、女性7500人)に予備調査を行った上で、肉体関係なしの「本物のセカンドパートナー」がいた人・いる人を377人を抽出し、有効回答を得ています。
同社によると、「セカンドパートナー」とは、既婚者男女が妻や夫(ファーストパートナー)と別に持つ“プラトニックな関係の第2のパートナー”という意味を持つ言葉。不倫と違って肉体関係は持たず、その関係は「友達以上、恋人未満」ともいわれます。プラトニックでも「手をつなぐ」「ハグ」までは許すケースが多く、中には「キス」までOKにするカップルもいるようですが、「どこまでOKにするかのラインは人それぞれ」とのこと。今回の調査は、“肉体関係がない関係”と理解している「本物のセカンドパートナー」経験者を対象に行っているということです。
これを踏まえ、「本物のセカンドパートナー」が現在いる人・過去にいた人(377人)に「セカンドパートナーと身体的な接触をどこまでしたか」について聞いたところ(複数回答)、「セックスしてしまったことがある」と回答した男性が53.5%、女性も32.2%いることが明らかになりました。「本物のセカンドパートナーがいる人/いた人」を対象とした実態調査において、「入念に調査対象の選定を行った」上で調査したという同社も、この結果には「根幹を揺るがす事態…」とコメントしています。
他の身体的な接触については、「手をつなぐ」が男性45.5%、女性48.6%、「キス」が男性44.0%、女性35.0%という生々しい結果に。同社は「『セックス』までした人は当然、『手をつなぐ』『キス』はするでしょう。『手をつなぐ』は男性45.5%、女性48.6%はしたことがあるわけですから、裏を返せば男性の54.5%、女性の51.4%はセカンドパートナーと手もつながなかったことになります。キスも同様で、男性44.0%、女性35.0%はしたことがあるわけですから、男性56.0%、女性65.0%がセカンドパートナーとキスをしなかったことになります」「大きな傾向としては妥当性がある結果ではないでしょうか」と分析しています。
なお、完全なプラトニックとなる「どれもしていない」と答えた人は、男性6.0%、女性14.1%と非常に低い割合に。同社は「最低でも男性の9割以上、女性の8割以上は、セカンドパートナーと『手つなぎ』『キス』『ハグ』のどれかはしているということになるでしょう。確かに何もなければ友人と変わりませんから、こちらも妥当性はあると考えられます」とコメントしています。
性別・年代別では、女性は年齢が高いほど“濃い身体接触”は未経験であり、純度の高いセカンドパートナーとしての関係を求めていることがうかがえる結果に。一方、男性の場合は、年齢による違いがあまりみられなかったということです。
調査結果を受けて、同社は「調査対象者はほぼ『本物のセカンドパートナー』と考えられるため、やはりお付き合いの中で『セックスしてしまったことがある』人もいると理解するのが妥当でしょう。『人間だもの』という印象で、ある意味、自然かもしれません」とコメントを寄せています。
「セカンドパートナー」との身体的な接触について、あなたはどう思いますか?
オトナンサー編集部