エミリス(大阪府東大阪市)が、「上司と合わないと感じた瞬間」について調査を実施。その結果をランキング形式で発表しました。
調査は10月8日から同月20日、社会人の男女500人(女性341人/男性159人)にインターネットで実施しました。
■1位と2位の差はわずか2%
3位は「指示に納得できない」(16.2%)でした。回答者からは「指示の仕方が要領を得ないとき」(10代男性)、「細かい指示を小出しにされるとき」(30代男性)、「状況をよく考えずに、一方的な指示を出されたとき」(40代女性)といったコメントが寄せられたとのことです。
2位は「感情的になる」(23.0%)でした。「自身の機嫌で仕事や部下に対しての対応が変わったり、語気が強くなっていたりする人」(20代男性)、「気分の上がり下がりが激しい」(30代女性)、「個人的な気分や感情を、仕事の場で出す」(50代以上女性)といった回答が集まったということです。
そして、1位は「話を聞いてくれない」(25.6%)となりました。「業務の改善を提案したら、嫌な顔をされて無視されたとき」(30代男性)、「自分が一番正しいと思い、私の話をまったく聞いてくれないとき。『言うとおりにしなよ』と言われるとき」(40代女性)、「意見を頭ごなしに否定されるとき」(50代以上男性)といった声があったとのことです。
調査結果を受けて、同社は「『話を聞こうとしない』『感情的』『価値観』など、人間性の部分で合わないと感じる人が多いと分かります。仕事の能力や進め方について挙げた人は、比較的少なくなっています」「仕事の進め方などに納得がいかなくても、人間性の部分で相性が良ければ、お互いに妥協点を見出すなどして歩み寄れるからかもしれません」とコメントを寄せています。
オトナンサー編集部