仕事で「偉い人たち」を車に乗せて、運転していた作者。運転中、コンビニの前を通りかかったとき、普段家族と一緒に出かけるときによく言うセリフが、うっかり口から出てしまいました。それを聞いた「偉い人たち」の反応は…。
子持ちドライバーあるあるについて描いた漫画は、Instagramで投稿されてから2万3000以上のいいねを集めて話題に。読者からは、「これは爆笑」「ギリセーフ感が出ていますが、完全にアウトです(笑)」「私も同じようにやらかしたことが…」など、たくさんの声が上がりました。
■遠方の会議に向かう途中だった
この漫画を描いたのは、会社員の「グッドスリープ」さんです。Instagramで漫画を発表しています。
作者のグッドスリープさんは、iPadを手に入れて、昔は大変だったアナログ作業が簡単にできることが楽しく、また「子どもたちとの思い出の備忘録にしたい」という思いをきっかけに、漫画の投稿を始めました。今回のエピソードは、読者に共感してもらえそうなワンシーンだと思い、漫画に描いて投稿したそうです。
作者のグッドスリープさんに、お話を聞きました。
Q.この漫画作品は多くの人たちに読まれましたが、反響はいかがでしたか。
グッドスリープさん「職場や公共の場で、『自分も家の感じが出ちゃったこと、あります』といった、共感のコメントが多かったです」
Q.作中に登場した「偉い人たち」とグッドスリープさんは、どのような関係性なのですか。
グッドスリープさん「ざっくりいうと、職場で一番偉い人と、同等の外部の偉い人です。決して、失礼があってはならない人たちですね」
Q.この後、皆さんで何をする予定だったのですか。
グッドスリープさん「遠方の会議に向かう道中でした。2時間程度走っており、ちょうど集中力が切れ始めていたところでした」
Q.家と同じように声掛けしてしまったとき、どう思いましたか。また、そのときの車内の様子は。
グッドスリープさん「心の中で『うわ、うわ、うわ~(汗)』と騒いでいましたね。現実の車内はピンと空気が張り詰めていたので、余計に…」
Q.この後、車内にいた皆さんから、何かツッコまれましたか。
グッドスリープさん「聞こえていなかったのか、受け流していただいたのか…。皆さん、そのときは『ぼ~』っとしていたせいか、特にツッコまれませんでしたね…」
Q.その後、創作活動や取り上げるテーマに変化はありましたか。
グッドスリープさん「特に変化はなく、これまで通り、日常で自分が面白いと思った出来事を切り取って描いています」
Q.今後、新たに取り組みたい創作活動や、創作以外の活動はありますか。
グッドスリープさん「読者の心の中にある、『私も体験したことがある!』という気持ちをくすぐりたいです。なので、『誰もが体験したことがあるけれど、特別漫画にするほどでもないようなこと』を、『あえて』漫画にして、皆さんに楽しんでいただきたいです」
オトナンサー編集部