老後の経済的な不安について描いた漫画「老後の計画を立てなかった者の末路」が、Instagramで1400近くのいいねを集めて話題となっています。
老後の生活に、経済的な不安を覚えた妻。定年後も働く夫を見て、ちゃんと老後の計画をしてこなかったことを後悔しながら、自身も介護職の勤務時間を少し増やすことにしたのですが…。読者からは、「分かります、不安な気持ち」「今からでも、まだ間に合いますよ!」「無理せずお互いに頑張りましょう」などの声が上がっています。
■「持ち家もあるから余裕」と思っていたが…
この漫画を描いたのは、介護福祉士で似顔絵クリエーターの「ゆらりゆうら」さんです。Instagramやブログ「ヘルパーおかん ゆうらり日記」などで漫画を発表しています。ゆらりゆうらさんに、作品についてのお話を聞きました。
Q.今回、漫画「老後の計画を立てなかった者の末路」を描いたきっかけを教えてください。
ゆらりゆうらさん「自分の老いに対して不安を感じたからです。先日、仕事で骨折してしまったのですが、『昔は、こんなに簡単に自転車でこけへんかったんやけどなあ』と思い…」
Q.生活の苦しさや老後の不安を、どのような場面で感じますか。
ゆらりゆうらさん「夫の退職や再雇用による収入の激減や昨今の物価高、銀行残高とにらめっこをする日々などに感じています。夫婦2人で『持ち家もあるから余裕』と思っていたのですが、思っていた老後生活とほど遠く…」
Q.定年後も働く旦那さまに対して、どのように思っていますか。
ゆらりゆうらさん「生活が苦しいので頑張ってもらっていますが、本音はゆっくりさせてあげたいです」
Q.ゆらりゆうらさんは、何歳まで働くことを考えていますか。
ゆらりゆうらさん「最近、体力や気力の衰えを感じ始めているので、後1、2年かなと思っています。介護の仕事は好きなので、理想はずっと働きたいのですが…」
Q.その後のライフプランについては、どのように考えていますか。
ゆらりゆうらさん「節約をしながら、体力をそこまで必要としない仕事を探そうと思っています」
Q.漫画「老後の計画を立てなかった者の末路」について、どのような意見が寄せられていますか。
ゆらりゆうらさん「私と同じように、同世代の人たちから『老後に不安を感じるの、分かります!』という共感コメントをたくさん頂きました」
オトナンサー編集部