漢字一字で、その年の世相を切り取る「今年の漢字」(日本漢字能力検定協会主催)が12月12日、京都・清水寺で「金」と発表されました。
「今年の漢字」は、国民からの公募で決定。1995年にスタートし、今年で30年目を迎えました。応募は11月1日~12月9日に行われ、応募総数は22万1971票で「金」は1万2148票(5.47%)を集めました。「金」の選定は5度目で、東京五輪・パラリンピックなどがあった2021年以来になります。
パリオリンピックで日本人選手が多くの「金」メダルを獲得したことや、米大リーグの大谷翔平選手の値千「金」の活躍、新潟・佐渡金山の世界遺産登録、新紙幣が発行、さらに、裏「金」問題、闇バイト、物価高騰などお金にまつわる話題も多かったことなどが理由にあったとのことです。
2023年の「今年の漢字」1位は「税」でした。
オトナンサー編集部