畳からフローリングへと主流が変わった日本の住宅。畳と比べてフローリングはひんやりとしているため、特に冬の季節は足裏から冷えが伝わってきますよね。来客用にスリッパを用意している家庭は多いと思いますが、「家族用にもスリッパを用意するかどうか」は家庭によって分かれるようです。
■和室、こたつがあると「面倒」?
スリッパを履く理由は、冷え対策だけではない模様。SNSなどの声を見てみると、「裸足だとフローリングに皮脂がつくのが嫌。わが家は絶対にスリッパを履かせてる」「靴下は意外と滑って危ないし、スリッパは必要」といった声が上がっていました。
また、スリッパを履く人の方が几帳面なイメージがありますが、「床をこまめに掃除しないと足裏が汚れるけど、スリッパを履いてれば気にならない」「掃除をおろそかにするから、スリッパを履いてないと靴下が汚れるんだよね」と案外ズボラ(?)な一面も。
一方、スリッパを履かない家庭からは「スリッパを清潔に保つのが難しい」「スリッパって意外と蒸れるから、逆に清潔感がない」と衛生面を気にしている様子がうかがえました。住宅環境もスリッパを履かない理由の一つにあるようで、「和室に入るたびに脱ぐのは面倒」「冬はこたつを出すから、脱いだり履いたりしたくない」という声もあります。
また、スリッパを日常使いしていないものの、来客用のスリッパとともに家族用のスリッパも用意しており、「来客があるときだけ、自分たちもスリッパを履いてるよ」「来客時は、さも普段から履いてるようにスリッパを履く」という声も。しかし、他人の家のスリッパを履くのに抵抗がある人もいるため、来客用には使い捨ての簡易スリッパを常備しているという人も多いようです。
あなたは普段、自宅でスリッパを履いていますか? スリッパを履くメリットは多いものの、脱ぎ履きが発生するほか、スリッパ自体を清潔に保つことも必要になります。脱ぎ履きしやすく、洗いやすい素材のものを選ぶなど工夫して、うまく活用できるといいですね。
オトナンサー編集部