親にとって、子どもは何より大事な宝。だからこそ、初めての贈り物になる「名前」にはこだわりたいですよね。出生届を出した後からの変更は難しいですから、真剣に考えれば考えるほどいろいろな面が気になってしまいがち。言葉の響きや字画、トレンドなどの他に、「名前かぶり」も悩みの種になっているようです。
■「子どもの名前を呼ぶたびに、その人のことがよぎったらどうしようとか…」
せっかく良い名前が浮かんでも、「◯◯さんと被っている」と判明して落胆する人は意外と多い様子。実際にSNSなどを見てみると、「周囲の子どもや知り合いとかぶってたら、やっぱり控えるしかない」という声が寄せられていました。
とはいえ、誰ともまったくかぶらないのも難しく、どの範囲までかぶりを気にするかは人によってさまざま。よく聞かれるのは“実際に会う可能性がある”場合で、「友達の子どもとか親戚とかは、顔を合わせる機会がありそうだからやめておきたいな」「実際に会ったりしなければかぶっててもお互い意識し合うことはないから問題なし」という声が上がっています。
一方で、「かぶってると気付いてしまったらもうアウト」という人も。「友達の親戚とか、絶対に会うことはないような人でも、つけようとしてる名前と同じ名前の人がいる時点で避けたくなっちゃう」「子どもの名前を呼ぶたびに、その人のことがよぎったらどうしようとか心配になる」といったコメントも少なくありません。
反対に、名前かぶりを最初から受け入れている人が一定数いるのも事実。「いくら気を付けても後から判明することもあるし、もう気にしないことにしてる」「誰かとかぶっていて最初は意識しちゃっても、育てていくうちにそんなこと忘れちゃうよ」と達観した意見もみられました。
子どもの「名前かぶり」について、あなたはどう思いますか? なかなか割り切ることができないジレンマですが、スッキリ解決できるような結論を出すのは難しく、皆さん悩みながら決断されているようですね。それでも精一杯考え抜いて決めた名前なら、誰とかぶったとしても最高のプレゼントになるのではないでしょうか。
オトナンサー編集部