都会で生活している人の中には、地方移住に憧れを抱く人も多いのではないでしょうか。不動産情報メディアなどを展開するAlbaLink(東京都江東区)が、「地方移住する際に譲れない条件」ランキングを公開しています。
調査は2024年11月8日から同月22日、地方移住に興味がある306人(女性172人/男性134人)を対象にインターネットで実施されました。
■2位は高齢者になると必要な「病院」
3位は「教育施設が整っている」(10.8%)でした。回答者からは「子どもの学校が徒歩あるいは自転車で通える範囲内にあること」(40代・男性)、「最低限、高校までは子どもの学校がそろっていること」(30代・女性)、「子どもが通える教育環境の充実」(30代・男性)といった声が寄せられました。
2位には「医療機関が充実・近い」(19.6%)がランクイン。「大人も子どもも診てもらえる病院が近くにあること」(30代・女性)、「病院が充実していること。やはり、高齢者になると病院は必要なので」(50代・女性)、「医療関連の充実。年齢を重ねていく上で非常に重要」(60代以上・女性)などの回答があったということです。
そして、1位は「買い物に不便がない」(33.3%)となりました。「スーパーとコンビニが歩いて行ける場所にある」(50代・男性)、「車が運転できないので、自転車で行ける範囲にスーパーなど生活に必要なものがそろう店舗があるといい」(40代・女性)、「独り身で車がないので、日常生活品を配達してくれるスーパーなどがほしいです」(40代・男性)といった回答が集まったとのことです。
調査結果を受けて、同社は「生活インフラや交通インフラの充実が挙げられていることから、移住先の利便性を重視する思いもうかがえます。地方移住を成功させるには、理想の暮らしと生活インフラのバランスが重要です。移住先について事前によく調べ、ライフスタイルと合う環境を選ぶことで、満足度の高い移住生活が実現できるといえそうです」とコメントしています。
オトナンサー編集部