ノマドマーケティング(東京都渋谷区)が、既婚男女を対象とした「家庭内別居」に関する調査を実施。その結果を発表しました。
■ルールなしの“冷戦”だった夫婦も
調査は2024年9月27日、全国の30〜59歳以下の既婚男女を対象に実施。計3000人(男性1785人、女性1215人)から有効回答を得ています。
全回答者に「家庭内別居をしたことがあるか」について聞いたところ、「ある」と回答した人が全体の約15%(461人)を占め、10人に1人は家庭内別居を経験していることが分かりました。男女別では、男性306人、女性155人となっています。
では、家庭内別居をしているときに、何らかの「ルール」を設けることはあるのでしょうか。
「家庭内別居をしたことがある」と回答した人(461人)のうち、無作為に抽出した男女200人(男性133人、女性67人)に「家庭内別居中のルールは何かつくったか」を聞いた結果、特に多かったのが「あいさつ(する)」でした。次いで「生活費などの費用面」「病気のときのサポート」「子どもの前ではケンカしない」と続いています。
その他、男性からは「うそをつかない(55歳)」「ケンカ中は、実家に泊まる(53歳)」「お互いに干渉しない(53歳)」「不必要なことは話さない(45歳)」「夜ご飯だけは作る(50歳)」など、女性からは「各自、食事を済ます(43歳)」「必要最低限の会話(47歳)」「生活費は入れる(59歳)」「ご飯は一緒に食べる(44歳)」などのルールが。女性からは「ない。冷戦(40歳)」というコメントもあったということです。
調査結果を受けて、同社は「食事は別で取るという家庭もあれば、一緒に取るようにしている家庭も。大きなトラブルを発生させず、お互い快適に過ごせるよう、それぞれの状況に応じたルールづくりをしていることが分かります」とコメントを寄せています。
あなたは「家庭内別居」をしたことがありますか? それとも…?
オトナンサー編集部