育児支援サイトを運営するベビーカレンダー(東京都渋谷区)が、2024年「11月生まれベビーの名付けトレンド」を発表しました。
■男の子は「柊」が増加
調査は2024年11月1日から同月25日、同社のサービスを利用した「2024年11月生まれ」の子どもを対象に実施。調査人数は計7804人(男の子3936人、女の子3868人)です。
「名前ランキング」の女の子では、同率1位「陽葵(ひまり)」「凛(りん)」、同率3位「楓(かえで)」「彩葉(いろは)」という結果となりました。
中でも注目を集めたのは「ハーベストネーム」。同社によると、“実りの秋”という言葉の通り収穫の時期である11月は、自然の恵みを感じさせる季節にちなんだ「穂」や「実」「麦」「果」といった漢字を使った名前「ハーベストネーム」が増加したといいます。実際、女の子の名前では、25位「穂香(ほのか)」、32位「穂果(ほのか)」、86位「穂乃佳(ほのか)」がトップ100にランクインしたほか、「実」を用いた「実莉(みのり)」「実梨(みのり)」「実愛(みあ)」、「麦(むぎ)」、「果」を用いた「果鈴(かりん)」「果穂(かほ)」「穂乃果(ほのか)」などが人気だったということです。
一方、男の子のトップ3は、1位「朝陽(あさひ)」、同率2位「湊(みなと)」「碧(あお、あおい)」「楓真(ふうま)」「大和(やまと)」「蒼空(そら)」「晴(はる)」でした。
男の子の名前では、ひいらぎを意味する「柊」が入った名前が増加。人気漢字ランキングでは前月48位から35位へと大きく順位を上げたといい、「柊(しゅう)」「柊月(ひづき)」「柊馬(しゅうま)」「柊弥(しゅうや)」「優柊(ゆうひ)」など、34種類のバリエーションで名付けられていたということです。同社は「漢字のつくりに『冬』を含んでおり、冬の始まりを告げる11月にぴったりの漢字といえます」とコメントを寄せています。
オトナンサー編集部