医療法人蒼優会・NLC野中腰痛クリニック(大阪市東淀川区)が、経験者を対象とした「ぎっくり腰」に関する調査を実施。その結果を発表しました。
■上下方向の動作が負担に?
調査は2024年12月18日から同月19日、ぎっくり腰になったことがある30代〜60代の男女を対象に、インターネットリサーチで実施。1014人から有効回答を得ています。
まず、全回答者に「これまで何回ぎっくり腰になったか」を聞いたところ、最多は「1回」(32.6%)、次いで多かったのが「2回」(24.5%)となりました。「6回以上」と回答した人も18.0%と少なくなく、約7割が複数回ぎっくり腰になっていることがうかがえます。
「ぎっくり腰になって不便だと感じた日常の動作」についても聞くと(複数回答)、トップとなったのは「座る・立ち上がる」(66.0%)でした。次いで「ベッドや布団から体を起こす」(61.9%)、「下にあるものを拾う」(59.5%)と続いていることから、同クリニックは「特に上下方向の動作が負担になることが分かります」と分析しています。
「ぎっくり腰の痛みが続いた期間はどのくらいか」については、「3日~5日未満」(26.8%)が最多に。次いで「5日~7日未満」(22.4%)、「1日~3日未満」(20.7%)と続き、7割以上の人が「数日間痛みが続いた」ことが分かる結果となりました。
調査結果を受けて、同クリニックは「複数回ぎっくり腰になっている方は、医師の診察を受けることも検討してみてはいかがでしょうか」とコメントを寄せています。
あなたは「ぎっくり腰」になったことがありますか?
オトナンサー編集部