ノマドマーケティング(東京都渋谷区)が、既婚男女を対象とした「義実家」に関する調査を実施。その結果を発表しました。
■「医師から距離を置くように言われている」人も
調査は2024年11月7日から同月15日、全国の30〜59歳までの既婚男女を対象に実施。計3000人(男性1527人、女性1473人)から有効回答を得ています。
全回答者に「義実家との関係は良好か」について聞いたところ、「とても良好だと思う」「まあまあ良好だと思う」と回答した人が、男女ともに半数を超える結果に。一方で、「あまり良好でない」「まったく良好でない」は、男性より女性の回答割合が高くなっています。
「義実家に行きたくないと思うか」については、「はい(行きたくない)」と回答したのが3000人中1188人に上り、4割近くを占めたことが明らかに。男女別では、男性466人、女性722人となり、女性の方が「行きたくない」と回答した割合が高くなりました。特に「行きたくない」と回答した割合が高かったのは、「40代女性」(292人)と「50代女性」(286人)だったということです。
では、なぜ義実家に「行きたくない」のでしょうか。
「義実家に行きたくない」と回答した人(1188人)に、「義実家に行きたくない理由」について聞いた結果(複数回答)、男女ともに圧倒的トップとなった回答は「気を遣う」(計777人、男性293人、女性484人)でした。次いで「疲れる」(計597人)、「会話が続かない」(計374人)と続いています。
その他の理由として、男性からは「居心地が悪い(57歳)」「もめ事がある(52歳)」「衛生意識の違い(57歳)」「タバコ臭(59歳)」など、女性からは「衛生的に無理(44歳)」「家事全般をしなくてはいけない(57歳)」「義父が嫌い(50歳)」「義理の両親は他界していて、次男が実家に住んでいるが、夫と次男の仲がよくないから(49歳)」「意地悪すぎて心療内科に通うようになり、医師から距離を置くように言われている(58歳)」といった生々しい本音が集まったということです。
調査結果を受けて、同社は「年末年始や盆など、帰省する機会にもめてしまう夫婦は少なくありません。なぜもめてしまうのか、そしてなぜ配偶者が『義実家に行きたくない』と感じるのかを考えると、スムーズに事が運ぶかもしれないでしょう」とコメントを寄せています。
あなたは「義実家」が好きですか? それとも…?
オトナンサー編集部